金網専門販売サイト:金網屋どっとネット

kanaami/mesh

各種金網製品の300超の画像、詳細情報、加工・施工事例、技術情報を網羅した、国内最大規模の金網販売用Webカタログ。

溶接金網(ワイヤ−メッシュ) 鉄規格 Welded Steel Wire Fabrics JIS G 3551




鉄製溶接金網使用線材 = SWM-P  SWM-PとはJIS G 3505(軟鋼線材)に適合した線材に冷間
加工を行った、主として溶接金網
及びコンクリ−ト補強用に用いられる断面形状が円形の線。

当社では、JISで定められた鉄製溶接金網(JIS 3551)(別呼称=ワイヤ−メッシュ)をはじ
め、ステンレス(SUS304)製品や製法はほぼ同じながら、比較的線径が細く、網目やメッシ
ュが細かい「ファインメッシュ」と呼称される製品を規格製品を販売しております。このペ
−ジでは、溶接金網の製品の特徴や性質、御用途などご説明し、下記に金網の種類と材質別
に分けられた画像付きリンクを用意しておりますので、クリック頂くと目的のペ−ジに行く
よう配置しております。ご不明な点は当社営業部までお問い合わせ下さい。

溶接金網(ワイヤ−メッシュ)とは、縦・横の線材を直角に重ね、これをスポット溶接(電気
抵抗溶接)によって加熱して溶融に近い状態にして、適当な機械的圧力を加えて線材を溶接
する事で製造される金網です。

溶接金網製造技術の発端は、1850年(嘉永3年)頃、フランス人と英国人によって、鉄鋼で補
強してコンクリ−トの抗張力を高めるために考案されたのが始まりで、その後この技術がド
イツ人によって鉄道や土木工事に採用されて急速に一般に普及されるようになっていきまし
た。

我が国における溶接金網の歴史は、終戦後、駐留米軍の基地建設工事としての需要が最初で
あり、1948年(昭和23年)頃からこうした需要に応じて溶接金網の設備が出現し、溶接金網
が軌道に乗り、各産業界や建設省などの国内工事に積極的に採用されるようになりました。

今日でも、土木工事のコンクリ−ト補強工事や、フェンスや手摺用、落下防止やキャット
ウォ−クなどの建材用、また装飾や什器用の金網として使用されています。また溶接金網
製品の中で比較的網目が細かく線径が細い網の呼称『ファインメッシュ』は、織金網やク
リンプ金網が使用されている防鳥用金網や間仕切用金網に、交点が溶接されていて比較的
こまかい網目で構成されている利点から採用される事が多くあります。

溶接金網製品の詳細は、下記にブロックごとにまとめていますので、ご覧下さい。

下の画像リンクをクリック頂くか又は、テキストリンク(文字)をクリックして頂きますと
各材質や項目別の溶接金網商品ペ−ジへ移動しますのでクリック下さい。

ステンレス溶接金網
ステンレス溶接金網

鉄溶接金網
鉄溶接金網

ステンレスファインメッシュ
ステンレスファインメッシュ


亜鉛メッキファインメッシュ
亜鉛メッキファインメッシュ

溶接金網別注製作品
溶接金網別注製作品

ス-パ-クロスメッシュ
ス-パ-クロスメッシュ


『溶接金網』は別名『ワイヤ−メッシュ(WM)』とも呼称され同じものです。また『ファイ
ンメッシュ』も基本的に溶接金網と製法や見た目も同じものです。比較的線径が細く、網目
が細かい物を一般的な溶接金網と分ける為に呼称しています。またファインメッシュは溶接
金網がフラットな状態で在庫されているのに対しファインメッシュは基本的に巻いて在庫し
ています。フラットでの出荷をご希望の方は、御指定頂く必要があります。

ワイヤ−メッシュ(WM)もファインメッシュも縦線と横線の交点がスポット溶接されている
金網ですので、任意の寸法に切断してもほつれる事がない事がメリットです。
(平織金網等は交点固定なし)

ただ、網目(メッシュ)の細かいものはなく、ファインメッシュで6.35mmP(網目5.5mm
程度)が一番細かい網となります。

詳しくは、上記のカテゴリ−別のペ−ジで御確認下さい。

鉄製溶接金網使用線材   下記表の SWM−Pとなります。                (一覧表クリックで拡大)

鉄溶接金網使用線材
鉄溶接金網使用線材


溶接金網関連ペ−ジ(金網の基礎知識より)
下記は本サイト内の「金網の基礎知識」の中から、溶接金網やファインメッシュに関する製品
説明をピックアップしたリンクです。その他溶接金網に限定しない金網全般の説明もかなあ基
礎知識で御確認下さい。


溶接金網の出荷方法

周囲だけ2重ダンボ−ルで覆う場合

溶接金網の発送の梱包例
溶接金網の発送の梱包例

溶接金網の端部はほとんどの場合突出している為、
ダンボ−ルを2重以上にして補強して、左記の画像
のように梱包して出荷する場合が多くあります。

廻りのダンボ−ルが弱いと線が突出す事がある事
廻り以外をあけているのは持ち運びしやすい為
でもあります。

多量の際には、スキットにラップで梱包したりします。

溶接金網の突き出しなし切断ご希望の場合

溶接金網の突き出しなし切断
溶接金網の突き出しなし切断

溶接金網はすべての交点がスポット溶接されてい ますので、加工時には基本的に交点より縦線及び 横線とも突き出しがある状態になっています。 規格在庫品も同条件ですが、お客様のご希望寸 法に切断し、かつ端部に突き出しのない条件を 求められる事がありますが、左画像のように突出 しなしを目指しますが誤って縦線または横線を 欠ける危険性が有る為、1mm程度出るイメ-ジ になります。また縦線横線の断面形状もご覧く ださい。

鉄及びステンレス溶接金網規格在庫品のデ-タ(重量・目数・突出し寸法)一覧表

※ 下記一覧表は、クリックで拡大します。

溶接金網定尺製品突き出し含む製品詳細表-1
溶接金網定尺製品突き出し含む製品詳細表-1

溶接金網定尺製品突き出し含む製品詳細表-2
溶接金網定尺製品突き出し含む製品詳細表-2


溶接金網(ワイヤ−メッシュ)イメ−ジ図 (各部表記と表裏)

下記溶接金網イメ−ジ図の説明

P  = 線と線の中心間のセンタ−ピッチです。
   溶接金網の表記は、このセンタ−ピッチとなります。(単位=mm)

CP〜端 =線のセンタ−から突き出し部の端までの寸法。

突出  =  線材の端から突出し端までの寸法。完全な突出無しにはできません。

本図は縦線が上にくる場合を表として描いています。突出寸法が上下左右まちまちになる
場合や斜めにカットする場合は、表裏の違いが出ますので、ご注意ください。

溶接金網イメ−ジ図(各部名称と表裏)
溶接金網イメ−ジ図(各部名称と表裏)


溶接金網(ワイヤ−メッシュ)の曲げ加工

溶接金網(ワイヤ−メッシュ)の什器用曲げ加工
溶接金網(ワイヤ−メッシュ)の什器用曲げ加工

左は店舗用什器用に、角パイプのフレ−ムに
はめれるように、曲げ加工した画像です。

線材の曲げはあたりが難しいため、どこで曲
がるかが分からないため、寸法精度が出ず、
左のように曲げる事は至難の業です。

この加工をして頂いた工場は、高齢のため
残念ながら2年前に廃業され、以後このよ
うな加工をしてくれる協力工場がなくなり
ました。

溶接金網(ワイヤ−メッシュ)とス−パ−クロスメッシュの違い

溶接金網とス−パ−クロスメッシュの違い
溶接金網とス−パ−クロスメッシュの違い

左画像の左側がス−パ−クロスメッシュで右側
が、通常の溶接金網(ワイヤ−メッシュ)です。

ス−パ−クロスメッシュは縦線横線の交点が
付き合わせの溶接になっているため、右の溶接
金網に比べ線の重なりがなくフラットな交点と
なりますが、溶接金網は交差する線が重なって
いるため、段差ができます。

枠に溶接する場合や、R加工色々な面において
ス−パ−クロスメッシュが勝りますが、コスト
が5倍以上上がりますので、費用対効果におい
て、ご検討頂くことになります。



金網屋どっとネット mail@kanaamiya.net   
運営:稲田金網株式会社 eigyoubu@inadakanaami.jp
〒542-0063 大阪市中央区東平2丁目3番12号  TEL 06-6763-1201(代) FAX 06-6763-1204
.