亀甲金網 Hexagonal Wire Netting JIS G 3554
亜鉛引クリンプ金網
ビニ−ル亀甲金網
ステンレス亀甲金網
銅亀甲金網
亀甲金網(きっこうかなあみ)は、金網の中でも最も古い歴史を持ち、一般的にも広く親しま
れている金網です。亀甲金網の歴史をさかのぼると、1615年(元和1年)に建てられた大阪府
羽曳野市の吉村邸(重要文化財)の納屋の窓に銅製の亀甲金網が張られていた事からかなり
古くからつくられ、使用されていた事がうかがえます。
この亀甲金網が一般に普及されたのは、伸線技術の著しい向上により銅線、真鍮線、鉄線な
どの材料が豊富に供給され出した頃で、大正の初期に亀甲金網製造機が輸入そして国産機の
開発され、その後さまざまな改良により生産性が飛躍的に向上し、現在のような量産時代を
迎える事になりました。
亀甲金網は、隣接する線をねじり合わせて網目を六角形、すなわち亀甲状に形作ったもので
すので、切断したり、引き伸ばしても金網としてほつれる事が少ない事や網幅に対して耳部
分が設けられている為、巻いた亀甲金網を引き伸ばしながらお使いになる場合でも、金網端
部で手が切れるような事は少なく安全です。(現場等でご自身で切断された部分は針金が突
き出たままになる為ご注意ください)
また、網目も豊富にあり御用途により対応できる事、コストが他の金網に比べうまく企画す
ればかなりお安く仕上がる可能性があります。
一般的な御用途としては、養鶏などの家畜飼育用のゲ−ジに張る網、園芸用、アレンジメン
トフラワ−向けのチキンネット、建築現場の危険防止用金網、寺社仏閣その他の防諜ネッ
ト、一般的な防鳥ネットなどがございますが、最近では田畑の柵や鳥獣被害対策用向けや、
地震やその他自然被害対策として、建物の瓦やタイルなどを多い滑落防止等に活躍していま
す。(伊丹市立小学校屋上全周瓦抑え用に御採用)
また一般の方向けにも簡易的なフェンスをおつくりになる場合などに活躍しています。(ス
テンレス亀甲のペ−ジにドッグラン用のフェンスを一般の方がご自身でつくられた事例が掲
載されています)
下記に材料の種類別に亀甲金網を分類したペ−ジを御用意しましたのでご覧ください。
外部で長期御使用の御用途向けには、錆びにくいステンレス(SUS304)をお勧めします。
下の画像LINK又は、テキストLINKをクリックして頂きますと亀甲金網商品ペ−
ジへ移動します。
亀甲金網は2017年8月1日より値上されました。継続品、個別特別価格で対応していますものについ
ては、当社営業担当者とご相談ください。
ステンレス亀甲金網
亜鉛引亀甲金網
ビニ−ル被覆亀甲金網
銅亀甲金網
亀甲金網別注対応
当社は金網卸売商社ですから、価格を記載する事、また一部を除いて切売り販売はできませんが、
ある程度のm数をお使いでしたら、市販商品やネットに記載されている亀甲金網販売価格とは、か
なり価格差が出ている実績がございます。お客様のお立場(商社・個人)も踏まえてベスト価格をご
提案しますので当社営業部までお問い合わせ下さい
注意:営業案内及び各材質ごとの在庫品一覧表が修正されていませんが、網目8mm以下の
亀甲金網製品が、現在製造できなくなっております。未だ製造復帰めどがついていませんの
で、ご注意ください。 2020年3月26日現在
重要なご報告 2013年11月21日現在 追記:2017年1月
現在、機械や金型、治具等の経年劣化や、熟練職人の高齢化に伴う勇退などの理由が重なり、亀甲
金網の製作が各材質とも欠品や製作時期が全く未定、また今後製作をしないという方向にある金網
が多数出ています。各材質ごとの一覧表は完全に方針が決まり次第変更しますが、取り急ぎ下記の
製品の状況をお知らせいたします。(材質ごとのペ−ジにも記載しています)
また、下記以外で生産が追い付かず一時的な欠品もありますので、事前に現物確認をお願いします。
【お知らせ】 2015年4月1日、すべての材質で13mm目が無くなりましたが、機
械、金型などの新規投入が、需要と全く見合わない為、再生産はなくなりました。ご了承く
ださい。
2017年1月 新たな欠品
ビニ−ル亀甲の黒色が現在在庫がなく需要があまりないので、在庫補充予定がありません。
≪製作が今後できなくなる可能性が高いもの≫
亜鉛引亀甲金網 1.0 X 13mm目 910mmX15m
亜鉛引亀甲金網 1.4 X 13mm目 910mmX15m
ステンレス亀甲金網 0.8 X 13mm目 910mmX15m
ステンレス亀甲金網 1.1 X 13mm目 910mmX15m
ステンレス亀甲金網 1.5 X 20mm目 910mmX15m
≪製作時期が未定のもの≫
亜鉛引亀甲金網 0.45 X 8mm目 910mmX15m
亜鉛引亀甲金網 0.55 X 8mm目 910mmX15m
亜鉛引亀甲金網 0.8 X 8mm目 910mmX15m
ステンレス亀甲金網 0.8 X 8mm目 910mmX15m
ステンレス亀甲金網 0.57X 13mm目 910mmX15m
ビニ−ル被覆亀甲 0.6 X 8mm目 910mmX15m
上記のみ、2015.2.19 生産再開 入荷しました。
銅 亀甲金網 0.5 X 10mm目 910mmX30m
銅 亀甲金網 1.1 X 16mm目 910mmX15m
銅 亀甲金網 1.5 X 26mm目 910mmX30m
以上は、在庫が現在まったくございません。
左画像は亀甲金網の幅方向(910mm幅)端部の耳(耳線)の画像で
す。この耳は上下とも幅の両端についていますので、線がほつ
れる事も、金網線の切りっ放しによる危険性もありません。
もちろん別注で製作する場合も。その幅なりに耳が両端につき
ますから端部の補強にもなりますし、連結時にも便利に使えま
す。
※ 左画像をクリックしますと大きな画像で見る事ができます。
亀甲金網を面材として御使用になりたい場合、下記の画像の用に少し太い線材で枠をつ
くり、亀甲金網をスポット溶接などで固定してある程度の面を作ることができます。但
し、亀甲金網の性質上強く引っ張ったりすると、金網が伸びたりしますので、面として
の凹凸がある程度出る事になります。また十字補強などを入れ交差部を溶接ではなく針
金等で固定していくと面の凹凸が軽減します。
また、亀甲金網は基本的切り売り対応しておりませんので、一部の切り売りできる商品
をご選択頂くか1本お買い上げ頂いた上で、加工に必要な数量を使い残材をお返しする事
になります。
亀甲金網加工品
亀甲金網加工品2
本ホ−ムペ−ジ内亀甲金網に関するペ−ジのご案内です。その他ご不明点は直接お問い合
わせ下さい。
亀甲金網は、亜鉛引線・ステンレス・ビニ−ル被覆線(基本緑色・一部黒色と白色)・銅の線材
で製作した規格品がございます。詳細は上記の材質別各ペ−ジで御確認下さい。
また、当社では亀甲金網は一部印のあるもの以外は、1巻き単位の販売になります。但しm数
により市中での切断売りの価格と当社卸売価格との価格差で1巻きの方が優位になる場合もご
ざいますので、是非ご相談下さい。
.